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静まれ!俺の右腕! 2話

僕は一文字大吾様の右腕!



え?



右腕ってことは参謀か何かかって?



違うよ。言葉通りの意味だよ。



いつもご主人様と一緒に生まれて17年間一時も離れずに暮らしてきたんだ。
食事をするときも勉強するときももちろんエッチな妄想するときも!



ご主人様が想像することと同じ事を想像しながら暮らしていた。



そう...今日この日までは....。



「あれ?ご主人様がなぜ目の前に?」



それは初めての感覚でした。



いつも近くにいるせいでご主人様の全体像なんてみたことがなかったものですから。



「お前もしかして俺の右腕なのか?」


「はい、そうですが」



そしてご主人様が僕に声をかけてくれたことも初めてで不思議な感覚でした。



初めてづくしで嬉しかったのですがこのあとようやく自分の異変に気づきました。



なんでご主人様と会話できてるのかと...。



普段ご主人様の考えることはダイレクトに伝わってくるので



ある意味対話とかはできてるんですが直接口や喉を使って



会話するなんてことはしたことがなかった。



あれ?口や喉...?



そしてもうひとつの疑問!それはなぜ僕が右腕以外の体を動かしているのか!



よく聞くとこの声はご主人様の声じゃない!



どっちかというとご主人様がやっている18歳以下禁止の紙芝居型ゲームに出てくる



裸の人の声に近い。



そういえばさっきから長い髪がうっとしい。



前はちょろっと生えたムダ毛しかなかったはずなのに



異様につやつやしてさらさらなものが上にのかってる感じ。



そして次におもむろに下の方を触ってみようと思った。



なぜならこいう場合あるかないかを確認するのが常識だと



ご主人様に教えてもらったからだ。



僕はゆっくりとしたの方に手を伸ばし指をピクピクさせながら



心臓もドキドキさせて...ヒデブ!!



「な、なにやってるのよ!!」



僕は顔面を平手打ちを受けた。元の自分の右腕で。



「あなたの考えていることは完全に筒抜けなの!



やましいこととか私に伝わってくるんだからやめてよね」



初めて受ける顔面への衝撃は不思議と気持ちよかった。



「な、なんで喜んでるのよ!!」



どうやら本当に筒抜けのようだ。



「ていうかあんたこの子...ていうかこの右腕のらしい人っていうか...




ああもうややこしい。とにかくこの右腕君に“やらしいことさせようと”したでしょ」



「してねぇよ」



ご主人様はポーカフェイスを装っているが長年付き合ってきた間柄、




あれはウソついている顔である。



「ウソついてもダメなんだからね、さっきからアンタのピンク色の妄想が



私の中に入り込んできてもう気持ち悪かっいんだから」



「ちっ」



よく分からないがご主人様は諦めたようだ。



しかし“やらしいことさせようと”とは一体どいう意味だろうか?



僕は僕の意思で触ろうとしたようなしてないようなぁ。



「もうこんなやつの体の一部になるんて最低」



「泣くなよ。とにかくこのあとのこと考えようぜ」



ご主人様は異様なまでに切り替えが早い。



逆に今の僕じゃないご主人様の右腕はまだすすり泣きしていた。



このあと3人(?)で今後どうしていくか話し合ったのだ。



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