ここは地下300メートルの秘密基地“トランススペース”
5人の戦士と博士兼指揮官殿が過す場所。
レッド「ふぁ~、おはよ!だぜ!あれ?イエローは?」
ピンク「彼なら朝早くからA○B48のライブがあるからってでかけたわよ」
ブルー「ふぅ~よくもまぁこんな朝早くから出かけられるものだ」
ピンク「ほんとよ~もう!なんで男の人ってアイドルなんかにあんなに夢中になれるのかしら」
レッド「いいじゃないか!夢中になれるものがあるなんて!すばらしいことだよ!なぁブラック!」
ブラック「(コクン)」←黙って頷いている
ピンク「いや夢中になれるっていってもね・・・もっとほかにあるでしょっていいたいの!」
ブルー「そうだ!僕のように大量のデータを分析して5レースすべての1着馬を当てる趣味とかのほうがな・・・」
ピンク「お前はそれでどれだけうちらのお金使ったんだ(見せられないような顔)」
ブルー「す、すいません」
レッド「と、とにかくイエローはイエローの趣味があるわけだし」
ピンク「そうかな・・・」
レッド「ほらピンクだって自分の趣味あるだろ?買い物とか」
ピンク「まぁ買い物っていっても必要なものしか買ってないし」
レッド「でもこの前はブランド物バック買ってたじゃないか」
ピンク「あ、あれは・・・自分へのご褒美みたいなもんで」
レッド「イエローだって自分のご褒美でライブに出かけてるんだよ、似たようなもんだろ。だからさ!多めにみようぜ!」
ブルー「確かにA○Bのチケットも、この前ピンクが買ったブランドバックも同じくらいのねだn・・・いやバックの方はそれの2倍以上か・・・」
ピンク「((何ばらしてだ!てめぇ!!つぶすぞ!!))(殺気に満ちた眼光)」
ブルー「ひぃ・・・すいません、すいません」
レッド「?どうしたブルー?」
ピンク「なんでもないわよね^^そ~よね、よく考えればレッドのいうとおりだわ。人それぞれよね。」
レッド「わかってくれればいいんだぜ!なぁブラック!」
ブラック「ああ~。(俺もA○Bのライブ見たかった・・・・)」
・・・
そしてところ変わってここはA○B48のライブが行われる日本○道館!
イエロー「ついにこのときがきたお(^ω^)!A○B48のライブが!しかも今日はただのライブではないのだ!そう今日
はA○B84の人気順位を決める“そ・う・せ・ん・きょ!!”の日なのだ!!」
アイドルオタクA「イエロー氏!イエロー氏!今回はだれに入れたでありますか?僕はあっちゃんにいれたでありますよ」
イエロー「愚問なこと聞くな!おいらはゆっこりん一筋にきまっておろうが!!」
目を思いっきり見開いて答える。
アイドルオタクB「そうでおじゃるな。イエロー氏はゆっこりん一筋でおじゃるからな!」
イエロー「ゆっこりんがいればなにもいらないお(^ω^)!はやくはじまらないかなwktkwktk」
そんな中怪しい声がつぶやいていた。
???「ふふふ、まずは手始めにここからはじめるでゴン」
司会「それではこれよりA○B48のライブをはじめたいとおもいます。」
オタクA「もうすぐはじまるであります。」
オタクB「もうwktkがとまらないでおじゃる」
ビーーーーーーーーー(幕が開く音)
A○B84「あいたかったYO♪あいたかったYO♪あいたかったYO♪へぇぃ♪♪」
幕が開くと同時に84人のメンバーが曲に合わせて歌とダンスをはじめる。
さらに一斉にファンの野太い声援がA○B48に浴びせられる。
ファンA「あっちゃん!!!最高!!」
ファンB「みなみなりんこっち向いてくれ~~~~♪」
ファンC「ゆうこりん萌え~す!!!」
ファンD「あいりん!!俺だ!!嫁にきてくれ!!」
かわいらしい声で歌い、一生懸命に踊る姿をみてファンのテンションもあがってきてるようだ。
オタク友達A「僕たちも負けずに応援するであります」
イエロー「そうなんだな!あっちゃん!!くぁいいよ!!あっちゃん!!」
オタク友達A「りんこりん!!・・・好きでありますぅぅぅぅ!」
オタク友達B「にやにやがとまらないでおじゃる・・・うん!?」
オタク友達A「どうしたでありますか?」
オタク友達B「何か煙のようなものが立ち込めてるようでおじゃるが・・・」
オタク友達A「そういえば・・・?変な煙がもやもやと動いて・・・?」
その煙は異様な動きをしてA○Bのメンバーを包むようにしていた。そして瞬く間に彼女らを全く見えないほど包み込んだ。
ファンA「なんだ?なんだ?」
ファンB「おい?これもなんかの演出なんか!???」
ファンC「早く俺のゆうこりんを出せよ!!」
ファンD「あれ?なんかおかしくね??」
数秒して煙は少しずつ晴れてきた。そして観客も何事もなかったことに安心して落ち着いた。なんとなく動揺していたメンバーもすぐに歌とダンスを再開する。
しかし何か様子がおかしい。
「あいたかったZE!あいたかったZE!あいたかったZE!渇!!」
歌声が明らかに男性のそれだった。A○Bのメンバーからでる熱気がなにかむさくるしい暑さにに変わっていった。
ファンA「どうなってるんだ、声おかしくねかぁ?」
ファンB「もしかしてさっきの煙のせいじゃないか?」
ファンC「(望遠鏡でのぞきながら)俺のゆうこりんの胸ががない!?」
ファンD「ちょっ!その望遠鏡貸せ!!あっ!?俺のあいこりんの足からすね毛がぁぁぁぁあわあわわわわ・・・!?」
どうやら声だけではなくメンバーの体にも異変があったようだ。
オタク友達A「なんかA○Bのメンバーの身体がおかしなことになってるでありますぅよこれ!」
オタク友達B「ガチでやばいでおじゃる・・・!なんかメンバーが男っぽくなってるでおじゃるぅ!!・・・ってイエロー氏??」
イエロー「ぼ、僕のあっちゃんに・・・あっちゃんに・・・ああ、青髭がぁぁぁぁあ!!そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
オタク友達A「お、落ち着くでありますよ、イエロー氏」
イエロー「こんなのあっちゃんの顔じゃない・・・もっとあっちゃんはかわいくて笑顔がキュートな純情系だったのにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
オタク友達B「だから落ち着くでおじゃるよ!」
???「ふふふ!わが能力の実験は成功だゴン!」
オタク友達A「だ、だれでありますか!?」
オタク友達B「あ、あそこ!」
イエローの友達にみつかると全身毛で覆われた、怪物が2階の観客席から飛び降りてきた。
???「我輩の名は性別変化魔獣キバゴンだゴン!今度はお前たちの性別を変えてやる!」
そいうとその魔獣はイナゴのような口からものすごい勢いで煙をイエローの友達に撒き散らした。
オタク友達A「この煙は・・・!」
オタク友達B「ぐはぁ・・・・!」
煙は瞬く間に二人を覆い隠した。
そしてすぐに煙は晴れた。
二人はきょっとんとした顔して女の子座りをしていた。
しかしその姿はなぜかかわいくあまり違和感を感じない。
オタク友達A「どうなったでありますか?」
オタク友達B「あれ?声がなんか変でおじゃる?」
イエロー「!?」
さすがに我に返ったイエローは二人の豹変ぶりに驚いた。
まず体そのものが少し華奢になっていた。というより少し丸みをおびた体つきになっており、まさに女の子みたいな感じになってるのだ。
ふたりともシャツをズボンにきっちりいれていたはずなのに体が小さくなったせいでシャツがズボンからはみでててる。
髪の毛も二人ともかなりきつめのクセ毛だったはずなのにいまではアジアンもびくっりのさらさらヘアーに。
もっとも驚くべきは本来あるべきないものが二人の胸にちゃんと二つずつあるということだ。
二人の友達はきょどりながらも顔を見合わせる。
友達A「ど、どちら様でああ、ありますか!!??」
友達B「え、えええっA氏であるでおじゃるじゃるか!!?」
???「どうやら男から女にする方も大丈夫みたいでゴンすね・・・。このまま観客全員の性別を変えてやるゴン!」
プシュ~~~~~
怪物は先ほどとは桁違いに煙を大量にまきちらし、みるみるうちに会場を包み込んだ。
イエローはとっさに身の危険を感じ近くの窓から飛び出た。
外に出て少しすると会場からは黄色い声が悲鳴のように聞こえてくる。
ファンA「な、なんだこれ!」
ファンB「おい、女の観客こんなに多かったか??」
ファンC「やべぇ~俺におっぱいついてるんだが!」
ファンD「これは神がくださったご褒美なのか・・・」
・・・どうやら悲鳴もあるようだがしかしこの状況を楽しむものもいるみたいだ。
とにかく会場内が混乱してるのは間違いない。
???「ふへへ!!これでこの会場は大混乱だゴン!この騒ぎが広まれば、トランスレンジャーが現れるはず・・・そのときに・・・!?」
イエロー「やっぱりセイギャックの魔獣の仕業か!」
???「お、お前は?」
イエロー「俺はトランスレンジャーのイエローだ!よくも俺の大好きなA○B48のコンサートをむちゃくちゃにしてくれたな!!」
???「なに!イエローだと!?まさかこの会場に紛れ込んでいたとは。だが好都合だ!この魔獣キバゴンが相手になってやる」
イエロー「貴様なんざ、俺一人で十分だ!変身!!トランス!!フォーン!!」
イエローがもっていたIPh○nっぽいものを上に掲げて景気よく叫ぶと見る見るうちにイエローの体が黄色いスーツに包まれていった。
全身がスーツに包まれると最後に顔にもマスクが覆われる。これがトランスレンジャーイエローの真の姿なのである。
イエロー「さぁ、いくぞ!キバゴン!」
キバゴン「のぞむところだゴン!」
果たしてイエローはキバゴンに勝てるのだろうか。。。