「さてはじめるか」
まず俺は彼の全体の形を整えることにした。
身体全体を両手でなぞるように形を作っていく。
女のそれになるような体つきにしていく。
「ううう、なんかこそばゆいんだけど」
「しっ!じっとしてて、・・・まぁこんなもんかな」
次に胸をいじっていく。
「大きさ的には大きすぎず小さすぎずがいいかな」
「何いってるんですか」
「シャラップしながらみてろって」
俺はそういうと胸を触りだした。
「うううう」
彼は声を必死でこらえようとしていた。
このスプレーにかかると痛みは感じなくなるが逆に性帯感が強くなるらしい。
「このくらいかな」
CからDくらいの双丘を作ってみた。
「さきっちょもつくらないとな」
「えっ!!!」
驚いた顔を見せる彼の顔を尻目に乳首を作っていく。
粘土を指でこするように形を整えていく。
「ううううああああぁぁ」
「もうちょい我慢しろい」
どうやら彼も限界が近いようだ
なんとか乳首を形成することはできた。
「よ~しもう大丈夫だ」
「ハァハァ・・・・ハァ・・・・」
かなり体力的にも精神的にもまいっているようだ。
だが俺はおかまいなしに進めた。
次に顔だ。
顔をいじるといってもあんまり元の素体を壊したくない。
目などは綺麗な瞳をしているのでそのままにしておき、
顔の輪郭や唇などをいじることにした。
顔はできるだけ丸みを帯させた。それでいてできるだけ小顔になるように。
唇は男らしくぶ厚めなどで薄くなるよう細めた。
これだけでかなり女の子の顔になってきた。
次に髪の毛。
「思い切って肩まで伸ばそうか」
彼はへ?っという顔をしていたがさっきからいじられまくったので
抵抗する気力もないみたいだった。
なので俺は何も言わない彼は了解という意味で受け取り髪の毛を肩まで伸ばしていく。
そしてここでスプレー缶2号の登場だ。
別に2号という名前じゃないけど。
このスプレーを使うとどんな髪の毛もさらさらになってしまう優れもの。
痛んだヘアーにこれ一本。
ジャパ○ットでもア○ゾンでも売ってない超レアアイテムだ。
俺はそのスプレーを髪の毛全体にかける。
するとごわごわしていた髪がみるみるお人形の髪の毛みたいにさらさらになっていく。
「髪型はあとでいいかな」
髪型こそかえてないが全く髪を染めてない黒ストレートが今の男性諸君を魅了してしましそうだ。
仕上げと行きますか
「あの?まだですか?」
少しは落ち着いたのか彼がそう尋ねる。
「まだ最後の仕上げが残ってるよ」
「仕上げ?なんですかそれは?」
「それはここだ!」
俺は右手で“それ”を掴んだ。
「ひゃふ~っぅう」
思わず声をもらしやがった。こいつ。
いや無理もない。俺がつかんでるのはちんこだからだ。
のどちんこじゃないぞ。
俺はやつの下のチンコを揉み始めた。
別に俺にそんな趣味があるわけじゃない。
ただこのチンコをマンコに作り変える義務が俺にはあった。
俺は両手でチンコの竿を左右に引き裂いた。
「はぁぁぁぁぁ!!!何してるんですか!!」
彼は甲高い大きな声で叫んだ。
「うるさいって声でかいって」
一瞬ばれたらどうしようと思った。
甲高い声なんかするんじゃなかった。ちょっと後悔した。
チンコを半分に引き裂いたらあとはこの皮膚を膣へと形成していく。
偶然タイでみた性転換手術の現場をみてよかった。
「はうううううう」
彼は必死に声を出さないように口元を手で押さえている。
なんとか形を作ることができた。
見よう見マネだがけっこういい具合にできている。
「うぬ、われながら上出来だよ」
その一言を言い終えると彼はペタンと自然と女の子座りしていた。
「よく我慢したね、あとはこのスプレー缶をかければ完成だ」
座り込んだ彼(?)に容赦なく三つ目のスプレーを吹きかける。
すると見る見るからだは元の人間の質感ある体にもどっていく。
しかし皮膚の固さはちょっとばかし違っている。
それは女性っぽいもちもち感ある肌にしておいたのだ。
「ゆ~、鏡見てみな」
俺はバックに入ってあった鏡を取り出した。
「これが・・・俺?」
なんともよくある感想を述べてくれる少年。いや今は少女か。いや美少女か。
しかしこの子の驚きの顔を見ているとやはりこの職業はやめられない。
「・・・一体あなた、ほんと何者なんですか?」
そういえばもう一つの僕の仮の姿を言ってなかったな。
「俺はプロディユーサー兼スカウトマン。そしてもうひとつの職業は人間彫刻家だ!!」