レッド、ブルー、ピンクは手分けして町の中でキバゴンを探していた。
案の定、キバゴンは町で住民たちに煙をばらまき回っていった。
ここは時計塔の前・・・
女性を待ってると思われる男性「遅いなぁ。やっぱり出会い系とかだと無理のかな・・・」
キバゴン「出会い系なんていけないゴン!」
男性「やっぱだめだよね・・・って!!だ、誰だお前!!」
突然、男性の後ろに怪物が現れて腰を抜かしてしまう。
キバゴン「へへへ、わいはキバゴンだゴン!出会い系なんてやっちゃうお前はこうしてやる!!」
そういってキバゴンは男性に煙を噴射した。
男性「うわ、やめろおおぉぉぉ!」
キバゴン「これでおしおきは完了だゴン!次行くゴン!」
そういってキバゴンはどっかいってしまった。
そしてそのあとすぐに待ち合わせをしていたと思われる女性がきた。
女性「あ、お待たせしました!ってあれいない?」
そこへ女体化してしまった男性が話しかけた。
女体化してしまった男性「あの~今日待ち合わせしていた者なんですけど」
女性「・・・、すいません私ノンケなんで」
女性は冷静にゆっくりと少し距離置いたあとダッシュで逃げた。
女体化してしまった男性「いや、その待ってぇぇぇぇぇ!!!」
一方ここは満員電車の中・・・
中年のおっさんが女子高生の胸を触っていた。
女子高生「や、やめてください」
おっさん「いいじゃないか、減るもんじゃないし、ぐへへ」
そんなやりとりをしてるところに駅からキバゴンが入ってきた。
キバゴン「次はこの密閉した電車の中で煙を撒くゴン!」
きゃーーーーー
突然、化け物がはいってきて電車内は大混乱になった。
キバゴン「みんなまとめて性別を変えてやるゴン!」
キバゴンはそういって煙を撒きちらした。
おっさん「なんか、さわがしいな、それにけむりっぽいし・・・ってあれ?ないぞ?」
おっさんは女子高生の胸をさわっていたはずなのだが急にやわらかさがなくなっていたのを感じた。
おっさん「もしかして、ほんとに減ったのか!?ってああ!?」
見ると女子高生は自分より背が高くなっておりなんだか身体つきもよくなっていた。
おっさん「どうなってるんだ!こりゃ!」
女子高生(?)「ど、どうなってるの」
女子高生がドスの効いた低い男性の声でか弱くなげいた。
不意に電車が揺れた。
その衝撃でその女子高生の身体に自分の胸が当たる。
そのとき自分の胸の違和感に気づいた。
おっさんは自分の胸を触ってみた。
おっさん「あっ?ある!」
おっさんは興味深く両手で自分の胸をもみながら喜んでいた。
おっさん「こりゃ、いいや♪」
またまた一方ここは幼稚園に通う道・・・
保母さん「はい、みんな気をつけて歩きましょうね」
幼稚園児達「は~い!」
みんな元気よく返事して楽しそうに歩いていた。
キバゴン「今度はお前たちの性別を変えてやる!!」
また何の前触れもなく、キバゴンは子供たちの前に現れた。
幼稚園児「うわ~ん、こわいよ~」
幼稚園児達は一緒にいた保母さんの服を掴んだりして隠れるようにして泣いていた。
保母さん「あ、あなた何者ですか?うちの園児達に手をださないでください」
保母さんは怯えながらも子供たちを守るようにして両手を広げた。
キバゴン「男らしい保母さんだゴン!そんな保母さんの性別を変えてやるゴン!」
キバゴンはまたそういって煙を保母さんと園児達に撒いた。
保母さん「ケホッケホッ・・・みんな大丈夫?」
園児「うん!なんかへんなきもするけどへいきだよ~!あれ?せんせい?せんせいのおむねがなくなってるよ」
保母さん「え?」
園児「こえもおとこのひとみた~い」
すぐに胸を両手で触ってみるとそこにあった二つの膨らみはなくまっ平らになっていた。
保母さん「そんなぁ~~」
保母さんはハスキーでかっこいい声で悶えた。
キバゴン「どうやら園児達は成長途中であんまり見た目に表れないゴンね・・・」
保母さん「元にもどしてください!!」
キバゴン「や~だゴン!今の時代男の保育士もいるんだゴン!これからがんばるゴン!」
そういってちょこまかと走って逃げていった。